11月8日 - ジョホール州マレーシア汚職防止委員会(MACC)は、ペンジャナ・ケルジャヤ・プログラム基金に関連して20万リンギットを超える虚偽の請求を行った疑いで35歳の女を逮捕した。
人事マネージャーとして働く容疑者は、本日午前10時にジョホール・バルMACC事務所で逮捕された。
MACCの情報筋によると、捜査官は以前、反接待調査の一環として供述に来た容疑者を拘束していた。
「私企業に勤務する容疑者は、虚偽の詳細が記載されたオンラインの従業員確認書を通じて、社会保障機構(Socso)に虚偽の請求を提出したことが分かっている。
「これは、会社が実施することなく、ペンジャナ・ケルジャヤ雇用奨励プログラムの配分を得るために行われたと考えられている。
しかし、容疑者がペンジャナ・ケルジャヤ・プログラムの資金を悪用した個人や企業を標的にしたMACCの全国的な活動の一環として逮捕されたかどうかは断定できなかった。
ジョホール州MACCのダトゥク・アズミ・アリアス局長は、容疑者の逮捕を確認し、この事件はMACC法2009年第18条に基づき捜査されると付け加えた。
MACC法2009年第18条は、領収書や請求書など、偽の書類や偽の内容を含む書類を、本人を欺く目的で提供した者を取り締まるものである。
容疑者は現在、MACCの保釈金で釈放されている。
ペンジャナ・ケルジャヤ・プログラム(国家経済回復計画下のプログラム)は2020年に開始され、最長6ヶ月間雇用された従業員または実習生1人当たり600~1,000リンギットの金銭的インセンティブを雇用主に提供するものである。
過去2年間、MACCはペンジャナ・ケルジャヤ・プログラムの資金に関わる虚偽の請求を行った個人や企業を逮捕・起訴してきた。
2021年と2022年に行われた全国的な不正行為撲滅作戦はOps Hiteと呼ばれ、不正行為撲滅委員会は調査のために320万リンギットの銀行口座を凍結した。
容疑者たちは、虚偽の請求書を提出し、プログラム資金を横領する前に、自分たちの会社にトレーニングを提供し、労働者を雇用していたとされている。
昨年5月、MACCは45万~200万リンギットの虚偽の請求を行ったとして、全国の会社所有者、取締役、経営者からなる47人を逮捕したと報じられた。
逮捕されたのはMACCが特定した51の会社で、総請求額は6,300万リンギットにのぼった。